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学会だより 第9回日本産婦人科腫瘍マーカー研究会
産婦人科腫瘍マーカーの現況と新知見
著者: 鈴木正明1
所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.538 - P.538
文献購入ページに移動腫瘍マーカーは婦人科領域においても悪性腫瘍の診断,治療効果のモニタリング,再発の早期発見などに不可欠なものになってきているが,その限界も判明しつつある.最近の本研究会におけるシンポジウムのテーマとしては,第7回が「CA125産生能をめぐる諸問題」「卵巣癌の再発をめぐる腫瘍マーカーの推移とその問題点」,第8回が「腫瘍マーカーと画像診断」であり,そして今回は「卵巣癌の初回治療時における腫瘍マーカーの推移とその問題点」を取り上げ,術後における腫瘍マーカーの意義について検討がなされた.
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