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髄液中シスタチンCと脳アミロイドアンギオパチー
著者: 藤原茂芳1 下手公一1 長井篤1 今岡かおる1 小林祥泰1 恒松徳五郎1
所属機関: 1島根医科大学第3内科
ページ範囲:P.545 - P.547
文献購入ページに移動CAAは,脳の血管に特異的にアミロイドか沈着する疾患で,血管がもろく出血しやすくなる.高血圧のない中高年患者に多発性,再発性の皮質下出血を引き起こすのか典型的な例である.高血圧性の脳出血と異なり,治療のための脳外科的手技(血腫除去術など)は,脳出血再発の引き金となる恐れがあり禁忌で,もっぱら保存的な治療か主となる.術前診断か重要であるが,確定診断は病理所見に頼らざるを得ず,困難であった1).
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