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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻7号

1993年07月発行

文献概要

今月の主題 粘膜免疫と臨床検査 総説

粘膜免疫と好酸球

著者: 藤沢隆夫1 一見良司1

所属機関: 1国立療養所三重病院小児科

ページ範囲:P.719 - P.724

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好酸球は生体の中で主に粘膜に分布するが,その役割についてはあまり知られていない.好酸球が増加する疾患では好酸球は炎症のエフェクターとしての機能を持つとされているが,粘膜免疫とのかかわりの中ではいまだ不明の点が多い.本稿では,1つの接点として,粘膜免疫の主役であるIgAによる好酸球の脱顆粒について最近の研究成果を紹介する.さらに,好酸球の粘膜への浸潤のメカニズムについても解説を行う.(臨床検査37(7):725-728,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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