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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻7号

1993年07月発行

今月の主題 粘膜免疫と臨床検査

粘液成分の検査

分泌型IgAとsecretory component

著者: 石黒士雄1

所属機関: 1名古屋大学医学部附属病院分院外科

ページ範囲:P.741 - P.745

文献概要

分泌型IgA (sIgA)の測定はcom-posite typeの抗原であることを利用し,IgA,secre-tory component (SC)それぞれの抗原に対する2種類の抗体を使用して行う.検体内にはIgA,free-SCなど競合蛋白も共存するので,検体の種類によってさまざまな工夫が必要である.本稿では,外分泌液中でのsIgAの測定のほかに,血液中のsIgA測定法,特定抗原に対する特異sIgA抗体量の測定法などについて紹介した.〔臨床検査37(7):741-745,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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