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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻7号

1993年07月発行

文献概要

目でみる症例―検査結果から病態診断へ・7

ミオクローヌスを伴い周期的に出現を繰り返す全般性・同期性棘徐波結合

著者: 大林民典1

所属機関: 1自治医科大学附属病院臨床病理部

ページ範囲:P.789 - P.791

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検査結果の判定
 脳波所見(図1)では,中心~頭項優位に,前頭部から後頭部にかけて全般性・同期性に,150μVに達する陰陽2相性の鋭波が0.6~0.8秒の周期で繰り返し出現し,徐波をその後に伴っている(periodic synchronous discharge; PSD).下段の2つの記録は,左右の手から記録したミオクローヌスの表面筋電図で,鋭波と1対1の対応を示している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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