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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻8号

1993年08月発行

文献概要

今月の主題 抗菌薬感受性試験 総説

耐性獲得のメカニズム

著者: 横田健1

所属機関: 1順天堂医療短期大学

ページ範囲:P.827 - P.832

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耐性菌対策はその生化学的しくみを解明し薬を耐性菌にも効くように改良することが主流になる.Β-ラクタム薬剤にはβ-ラクタマーゼ産生または作用点変化(MRSA)で耐性化し,ニューキノロンには外膜透過性の低下,細胞質膜の薬剤放出性の昂進,作用点変化で,アミノ糖抗生物質には不活化酵素の産生で,テトラサイクリン類には透過性低下および作用点変化で,マクロライドには作用点変化で耐性化した菌が多い.〔臨床検査37(8):827-832,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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