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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻8号

1993年08月発行

文献概要

今月の主題 抗菌薬感受性試験 技術解説

特殊な微生物の感受性試験 2.真菌

著者: 山口英世12

所属機関: 1帝京大学医学部細菌学教室 2帝京大学医真菌研究センター

ページ範囲:P.875 - P.880

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抗真菌薬感受性試験の問題点と現状について述べ,1992年12月に米国NCCLSが提案した基準実施法の要点を解説する.この案は,現在臨床的に使用されている4つの主要内用抗真菌剤アムホテリシンB(amphotericin B),フルシトシン(flucytosine),ケトコナゾール(ketoconazole)およびフルコナゾール(fluconazole;FCZ)に対する深在性真菌症の原因酵母菌種―Candida sp.,Torulopsis glabrata,Cryptococcus neoformansの感受性を測定するためのマクロ液体希釈法であり,多施設共同研究によって高い再現性が確認されている.FCZの感受性試験については,そのほかのいくつかの実施法も併せて紹介する.〔臨床検査37(8):875-880, 1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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