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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻1号

1994年01月発行

文献概要

資料

デタミナーHTLV-1抗体の有用性―ウイルス粗抗原を用いたEIA法キットとの比較

著者: 梅本正和1 楠原浩一1 蔵屋一枝2 持冨実3

所属機関: 1鹿児島市立病院小児科 2鹿児島市立病院産婦人科 3鹿児島市立病院検査室

ページ範囲:P.119 - P.122

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 HTLV-Iキャリアの母親から出生した乳児を生直後より観察し,PA法で疑陽性になった32例の血清でデタミナー(リコンビナント抗原を使用)とE社EIA(ウイルス粗抗原を使用)の比較検討を行った.4例に不一致がみられ,いずれもデタミナー(+),E社EIA(-)であった.その後の経過を追えた3例ではデタミナーの陰性化も確認できた.デタミナーはE社EIAよりもより感度がよいと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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