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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻11号

1994年10月発行

文献概要

特集 ホルモンと生理活性物質 各論 1.視床下部ホルモン系

2) GnRH (LH-RH)

著者: 青野敏博1

所属機関: 1徳島大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.63 - P.65

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生合成・分泌・機能
 1.生合成,分泌
 ゴナドトロピン放出ホルモン(gonadotropin releas-ing hormone; GnRH, LH-RH)は,1971年にSchal-lyらがブタ50万頭の視床下部から抽出,純化し,その構造を決定した.アミノ酸10個からなるペプチドホルモンである.
 GnRHは視床下部の対角帯核,中隔,視索前野,弓状核などの神経核において合成され,神経終末から分泌され,下垂体門脈を経て下垂体に運ばれる.ゴナドトロピン分泌細胞に作用すると,LHとFSHの産生と放出が促進される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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