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特集 ホルモンと生理活性物質 各論 6.副腎皮質ホルモン系
2)レニン,アンジオテンシン
著者: 福地総逸1
所属機関: 1福島県立医科大学内科第3講座
ページ範囲:P.122 - P.124
文献購入ページに移動生合成・分泌・機能
レニン(renin)は腎臓から血中に放出される以外に,心臓,血管壁,副腎,脳などの臓器内にも存在し,各臓器において種々の生理的機能を示す.
腎臓の傍糸球体装置から産生されるレニンは血中に放出され,肝臓において生成されるアンジオテンシノーゲンに作用して,アンジオテンシンⅠ(angiotensin Ⅰ;AⅠ)を生成する.AⅠは直ちに血管内皮細胞に存在するアンジオテンシン転換酵素によりアンジオテンシンⅡ(AⅡ)を産生する.
レニン(renin)は腎臓から血中に放出される以外に,心臓,血管壁,副腎,脳などの臓器内にも存在し,各臓器において種々の生理的機能を示す.
腎臓の傍糸球体装置から産生されるレニンは血中に放出され,肝臓において生成されるアンジオテンシノーゲンに作用して,アンジオテンシンⅠ(angiotensin Ⅰ;AⅠ)を生成する.AⅠは直ちに血管内皮細胞に存在するアンジオテンシン転換酵素によりアンジオテンシンⅡ(AⅡ)を産生する.
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