文献詳細
文献概要
特集 ホルモンと生理活性物質 各論 6.副腎皮質ホルモン系
7)テトラヒドロ-11-デオキシコルチゾール
著者: 大澤仲昭1
所属機関: 1大阪医科大学第1内科
ページ範囲:P.138 - P.139
文献購入ページに移動生合成・分泌・機能
テトラヒドロ-11-デオキシコルチゾール(tetrahy-dro-11-deoxycortisol;THS)は,副腎皮質で生成されるグルチコルチコイドのコルチゾールの前駆体である11-デオキシコルチゾールが肝臓で代謝され,主としてグルクロン酸抱合型となり尿中へ排泄された物質である.11-デオキシコルチゾールは最初ReichsteinによりSubstance Sとして発見されたのでSRの略称がよく用いられ,したがって本物質もTHSと略されることが多い.
テトラヒドロ-11-デオキシコルチゾール(tetrahy-dro-11-deoxycortisol;THS)は,副腎皮質で生成されるグルチコルチコイドのコルチゾールの前駆体である11-デオキシコルチゾールが肝臓で代謝され,主としてグルクロン酸抱合型となり尿中へ排泄された物質である.11-デオキシコルチゾールは最初ReichsteinによりSubstance Sとして発見されたのでSRの略称がよく用いられ,したがって本物質もTHSと略されることが多い.
掲載誌情報