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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻11号

1994年10月発行

特集 ホルモンと生理活性物質

各論 10.消化管ホルモン系

3) CCK, PP

著者: 岩部千佳1 池田みどり1 竹内正1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科

ページ範囲:P.201 - P.203

文献概要

CCK
生合成・分泌・機能
 1.生合成
 コレシストキニン(cholecystokinin; CCK)はペプチドホルモンの生合成の一般的な過程と同様に,前駆体であるプレプロCCKとプロCCKを経て生成される1,2)が,その詳しい合成過程は不明である.実際標的細胞に作用する生理活性CCKは数種あると考えられ,分泌組織や動物が違えば生理活性CCKの種類も異なると考えられている.
 CCKは33個のアミノ酸残基から成るポリペプチド(CCK-33)としてブタ腸管から単離されたが,その後分子型の異なるCCKが同定され,CCK-33のほか,83,58,39,25,22,18,12,8,4などが知られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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