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特集 ホルモンと生理活性物質 各論 13.神経ペプチド系
1)ソマトスタチン
著者: 若林一二1
所属機関: 1日本医科大学第3内科
ページ範囲:P.237 - P.239
文献購入ページに移動生合成・分泌・機能
1.生合成
ソマトスタチン(somatostatin; SS)は大分子のSS前駆体(プレプロSS)として翻訳され,N端のシグナルペプチドが小胞体(endoplasmic reticulum)で切断されプロSSとなり,ゴルジ装置に移行する.プロSSのC端にある14個のアミノ酸から成るSS-14とSS-14のN端に,さらに14個のアミノ酸が結合したSS-28が酵素によってプロセッシングされる.SS14/SS-28比は組織によって異なる.SS-14とSS-28はSS受容体のサブタイプに対する親和性が違うことなどから,両者は異なった役割を担っていることが推測される.
1.生合成
ソマトスタチン(somatostatin; SS)は大分子のSS前駆体(プレプロSS)として翻訳され,N端のシグナルペプチドが小胞体(endoplasmic reticulum)で切断されプロSSとなり,ゴルジ装置に移行する.プロSSのC端にある14個のアミノ酸から成るSS-14とSS-14のN端に,さらに14個のアミノ酸が結合したSS-28が酵素によってプロセッシングされる.SS14/SS-28比は組織によって異なる.SS-14とSS-28はSS受容体のサブタイプに対する親和性が違うことなどから,両者は異なった役割を担っていることが推測される.
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