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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻11号

1994年10月発行

文献概要

特集 ホルモンと生理活性物質 各論 13.神経ペプチド系

4)サブスタンスP,ニューロテンシン

著者: 中村康彦1 加藤絋1

所属機関: 1山口大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.246 - P.248

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 サブスタンスP (substance P; SP)およびニューロテンシン(neurotensin; NT)は,いわゆるbrain-gutpeptidesに属し,その主な生体内局在部位は中枢神経系および消化管である.近年これらペプチドの局所ホルモンとしての生理活性が注目されており,例えば産婦人科の領域においては,ゴナドトロピン放出ホルモン(gonadotropin-releasing hormone; GnRH)やプロラクチン(PRL)の分泌に関与しているとの報告1,2)や,卵巣内にも存在するとの報告3~5)がみられる.ここでは,この2種類のペプチドについて,その産生と機能を中心に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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