文献詳細
今月の主題 超音波検査―最近の進歩
テクノロジー
文献概要
組織性状診断は,組織の構造・構成成分を知るために,超音波の物理的性質を利用するものであり,音速,減衰量,散乱(反射),非線形パラメータなどがよく検討されている.これらのうち,肝臓などでは脂肪肝などで非侵襲的な検討が行われ,肝内脂肪量など臨床的に有力な情報が得られている.今後,現在の超音波断層像で診断できない方面への発展が期待される.〔臨床検査38:1253-1257,1994〕
掲載誌情報