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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻12号

1994年11月発行

文献概要

今月の主題 超音波検査―最近の進歩 腹部消化器領域

管腔内超音波検査法―消化器領域における臨床的意義

著者: 古川剛1 内藤靖夫2 塚本純久1 丹羽康正1 早川哲夫1

所属機関: 1名古屋大学医学部第2内科 2名古屋大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1273 - P.1278

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 消化器領域の管腔内超音波検査法は,消化管では内視鏡的粘膜切除術を施行するうえで重要な早期癌の深達度診断に,胆管癌では壁深達度,周囲脈管臓器(肝動脈,門脈),リンパ節転移などの進展度診断に,乳頭部ではOddi括約筋の描出が可能で,早期癌の診断を含めた進展度診断に有用である.また,膵癌と限局性膵炎および腫瘤形成性膵炎の鑑別診断,主膵管型粘液産生膵腫瘍の膵管内進展度診断と良悪性の鑑別診断(膵実質浸潤の診断),膵癌の門脈浸潤の有無の診断に有用である〔臨床検査38:1273-1278,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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