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学会だより 第10回国際エイズ会議/国際STD会議
地球規模でエイズに挑む
著者: 広瀬崇興1
所属機関: 1札幌医科大学泌尿器科学教室
ページ範囲:P.1288 - P.1288
文献購入ページに移動 第10回国際エイズ会議/国際STD会議がアジアで初めてパシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)において,厚生省などの後援で塩川優一組織委員長のもと,1994年8月7~11日の5日間に開かれた.新聞,テレビなどのマスコミで連日報道されていたように,今回は性感染症(STD)の1つとしてのエイズの予防を推進するために,国際エイズ会議と国際STD会議を同時開催することになったと聞く.
この会議は先進国と途上国も含め世界中の130か国から,研究者だけではなく,HIV感染者,エイズ患者(PWA),sex worker (売春婦),同性愛者の団体,患者支援団体,教育者,行政関係者など約1万1千人(日本人5,500名)にものぼる人たちが参加し,エイズ克服に向けて討議がなされた大会である.昨年のベルリンでの会議では患者団体のデモなどがあり,かなり混乱したようだが今回はほぼ平穏に終えた.
この会議は先進国と途上国も含め世界中の130か国から,研究者だけではなく,HIV感染者,エイズ患者(PWA),sex worker (売春婦),同性愛者の団体,患者支援団体,教育者,行政関係者など約1万1千人(日本人5,500名)にものぼる人たちが参加し,エイズ克服に向けて討議がなされた大会である.昨年のベルリンでの会議では患者団体のデモなどがあり,かなり混乱したようだが今回はほぼ平穏に終えた.
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