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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻12号

1994年11月発行

編集者への手紙

COBAS MIRAを用いたラテックス凝集法による血清ミオグロビンの測定における精度向上に関する―方策

著者: 山田満廣1

所属機関: 1大阪赤十字病院中央検査部臨床化学

ページ範囲:P.1314 - P.1314

文献概要

1.はじめに
 現在まで当施設では,急性心筋梗塞の臨床検査診断に利用される血清ミオグロビン(Mb)の測定を,ラテックス凝集法により自動分析装置COBAS MIRA(F. Hoffmann La Roche社)に適用し1)対処してきた.今回,分析装置をCOBAS MIRA Plusに変更することを目的として再現性試験の検討を行ったところ,比較的低値域において大きな"バラツキ"が認められ,まったく満足できるものではなかった.しかし,同機により測定しているアデノシンデアミナーゼ,遊離脂肪酸,CKMB,CH50などの他項目では良好な成績を示すことから,Mbに限定された何らかの原因があるものと考えられ,若干の検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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