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今月の主題 敗血症 総説
血液分離菌の最近の動向
著者: 小林芳夫1
所属機関: 1慶應義塾大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1375 - P.1380
文献購入ページに移動 血中菌の最近の傾向としては,グラム陰性桿菌の検出株数に比較してグラム陽性球菌の検出株数が上回っており,菌種別にみると,Staphylococcus aureus,それもMRSAが第1位を占め,Staphylococcus epider-midisをはじめとするコアグラーゼ陰性Staphylococ-cusがこれに続いている.これらは血管内留置カテーテル先端に菌が定着するline bacteremiaである場合が多い.なお,グラム陰性桿菌の主要菌種は現在でもE.coli, K.PneumoniaeおよびP.aeruginosaである.〔臨床検査38:1375-1380, 1994〕
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