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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻13号

1994年12月発行

文献概要

今月の主題 敗血症 技術解説

血液培養における培地の問題点

著者: 菅野治重1

所属機関: 1千葉大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.1386 - P.1392

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 血液培養に用いる培地は,細菌や真菌の発育を良好に支持するとともに,血液中に含まれる補体,好中球,抗菌剤など,細菌の発育を阻害する物質の作用を軽減する成分を含有することが望ましい.菌血症患者の初期治療に血液培養の成績を活かすためには検査の迅速化が必要であり,この目的では検査の自動化が有用である.なお自動化による検査の迅速化を臨床に活かすためには,検査技師が不在の時間帯への対応を考慮する必要がある.〔臨床検査38: 1386-1392, 1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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