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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻13号

1994年12月発行

文献概要

目でみる症例―検査結果から病態診断へ・24

α2マクログロブリン欠乏症

著者: 狩野有作1 大谷英樹1

所属機関: 1北里大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.1437 - P.1440

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検査結果の判定
 患者血清の免疫電気泳動像を図1に示す.抗ヒト全血清に対して通常α2領域に出現するα2マクログロブリン(α2M)の沈降線は,本患者ではまったく認められない.抗α2M血清を用いた場合でも同様に,α2Mの沈降線は認められない.その結果から,α2マクログロブリン欠損症と判定した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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