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文献概要
目でみる症例―検査結果から病態診断へ・24
α2マクログロブリン欠乏症
著者: 狩野有作1 大谷英樹1
所属機関: 1北里大学医学部臨床病理学教室
ページ範囲:P.1437 - P.1440
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患者血清の免疫電気泳動像を図1に示す.抗ヒト全血清に対して通常α2領域に出現するα2マクログロブリン(α2M)の沈降線は,本患者ではまったく認められない.抗α2M血清を用いた場合でも同様に,α2Mの沈降線は認められない.その結果から,α2マクログロブリン欠損症と判定した.
患者血清の免疫電気泳動像を図1に示す.抗ヒト全血清に対して通常α2領域に出現するα2マクログロブリン(α2M)の沈降線は,本患者ではまったく認められない.抗α2M血清を用いた場合でも同様に,α2Mの沈降線は認められない.その結果から,α2マクログロブリン欠損症と判定した.
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