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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻13号

1994年12月発行

文献概要

研究

多項目自動血球分析装置において白血球スキャタグラムに異常を示した症例の検討―第2報 高脂血症例

著者: 中越りつこ1 奥村伸生2 日高宏哉1 戸塚実3 降旗謙一4 勝山努4

所属機関: 1信州大学医学部附属病院中央検査部 2信州大学医療技術短期大学部 3長野県こども病院検査科 4信州大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.1451 - P.1455

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 多項目自動血球分析装置の白血球スキャタグラム異常の原因の1つである高脂血症について詳細に検討した.この結果,中性脂肪の濃度に関係なく総コレステロールとリン脂質が著しく高値である症例で異常を認めることが多かった.また,異常なリポ蛋白粒子の存在が疑われるような場合には,総コレステロールは比較的低値であっても中性脂肪とリン脂質が著しく高値であると高度異常が観察された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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