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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻2号

1994年02月発行

文献概要

今月の主題 生物・化学発光計測 技術解説Ⅰ:計測系

固定化酵素発光分析

著者: 田畑勝好1

所属機関: 1京都大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.183 - P.189

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 固定化酵素カラムと化学発光法を組み込んだFIAシステムを用いての臨床化学分析は,繰り返し測定,短時間での高感度分析を可能にし,体液成分による妨害反応もほとんど認められなかった.ルミノール化学発光法で直接測定できる物質はH2O2だけであった.筆者らが発見した酵素カラムを用いると,NH3やNAD (P) Hまでもが化学発光法で測定できるようになった.今では10μlの試料を用いると,0.1μmol/lまでの濃度を持つ体液成分の測定が可能である.〔臨床検査38:183-189,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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