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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻2号

1994年02月発行

トピックス

プリオン蛋白

著者: 立石潤1

所属機関: 1九州大学脳研病理部門

ページ範囲:P.239 - P.240

文献概要

 遅発性ウイルス感染症といわれたCreutzfeldt-Jakob病(CJD),その遺伝性亜型であるGerst-mann-Sträussler症候群(GSS),ニューギニアのkuru,動物のscrapieなどにはウイルスが証明されず,特異なプリオン蛋白(PrP)が共通に存在することがわかった.そのため,これらの疾患はプリオン病と呼ばれるようになった.ちなみにプリオンとはproteinaceous infectious particleからの造語である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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