文献詳細
文献概要
トピックス
プリオン蛋白
著者: 立石潤1
所属機関: 1九州大学脳研病理部門
ページ範囲:P.239 - P.240
文献購入ページに移動 遅発性ウイルス感染症といわれたCreutzfeldt-Jakob病(CJD),その遺伝性亜型であるGerst-mann-Sträussler症候群(GSS),ニューギニアのkuru,動物のscrapieなどにはウイルスが証明されず,特異なプリオン蛋白(PrP)が共通に存在することがわかった.そのため,これらの疾患はプリオン病と呼ばれるようになった.ちなみにプリオンとはproteinaceous infectious particleからの造語である.
掲載誌情報