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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻2号

1994年02月発行

文献概要

研究

C-11/C-7ブロット法の臨床評価とNANB型肝疾患の臨床像

著者: 柴山隆男1 田中慧1 田中栄司2 清澤研道2 小原道法3 服部信1

所属機関: 1東京都立駒込病院内科 2信州大学医学部第二内科 3東京都臨床医学総合研究所

ページ範囲:P.255 - P.260

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 non A non B型慢性肝疾患を含む各種肝疾患および集団健診受診者1,709例を対象として各種第二世代検査試薬の此較検討を行い,これらの試薬間での成績不一致例に対して,C-11/C-7ブロット法を併用した臨床的検討を行った.C-11/C-7ブロット法は各種第二世代検査試薬とほぼ同等の陽性率であり,しかもC-11抗原およびC-7抗原に対する抗体を個別に半定量的に検出することが可能で,阻害試験の結果からも診断を的確に行うために有用な,感度の良い追加試験であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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