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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻3号

1994年03月発行

今月の主題 周術期の検査

術中・術後検査

術中迅速診断―1.術中迅速細胞診

著者: 南雲サチ子1 宝来威2

所属機関: 1大阪府立成人病センター細胞診断科 2大阪府立成人病センター第4内科

ページ範囲:P.301 - P.305

文献概要

 術中迅速細胞診は,より根治性の高い手術を行うために,腫瘍病変の組織型の推定やその広がりを判定する目的で行われる.組織診と併用する補助診断だけでなく,凍結切片が作製できない組織や組織診の対象となりえない液状検体では,迅速細胞診が効果的である.最近では,摘出範囲の決定や微小癌や早期癌の切除部位の決定のために術中迅速細胞診が行われている.さらに術後の治療方針の決定などにも応用されている.〔臨床検査38:301-305,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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