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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻3号

1994年03月発行

文献概要

今月の主題 周術期の検査 術中・術後検査

術中迅速診断―3.診断上の重要性

著者: 向井万起男1 入久巳2 田中陽一3 杉浦仁3

所属機関: 1慶應義塾大学医学部中央臨床検査部病理 2慶應義塾大学医学部 3慶應義塾大学医学部病理

ページ範囲:P.311 - P.315

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 術中迅速診断は,主として良性・悪性を判定することによって治療方針の変更・決定を適切にするために行われることが多いが,確定診断に足る組織が採取されたか否かの判定においても重要である.良性・悪性の判定困難な症例や,検体に脂肪組織が多いなどの理由で標本作製が困難な症例などがあり,ときには診断を誤ることもあるが,臨床医と病理医との信頼関係・コミュニケーションの保持によりほとんどの問題が解決されるであろう.〔臨床検査38:311-315,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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