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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻3号

1994年03月発行

文献概要

今月の主題 周術期の検査 術中・術後検査

生体肝移植の術中・術後検査

著者: 遠藤治郎1

所属機関: 1島根医科大学臨床検査医学教室

ページ範囲:P.333 - P.336

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 生体部分肝移植は,末期肝障害,特に先天性胆道閉鎖症の治療法として本邦で実績が上がっている.術中には,ドナー肝のバイアビリティを維持する目的でAKBRやドプラエコーによる肝血流モニター検査が有効である.術後は,ドナー肝の肝機能を管理するための肝機能検査,特にビリルビン肝逸脱酵素の推移,免疫抑制剤の血中濃度モニタ,拒絶免疫反応対策のための検査,感染症対策のための検査が計画的に実施されることの必要性に言及した.〔臨床検査38: 333-336, 1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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