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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻4号

1994年04月発行

文献概要

今月の主題 好中球をめぐる検査 好中球機能検査

活性酸素

著者: 内藤裕二1 吉川敏一1 近藤元治1

所属機関: 1京都府立医科大学第一内科学教室

ページ範囲:P.413 - P.418

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 好中球の産生する活性酸素は殺菌作用や抗腫瘍効果の主たるメディエータであり,生体防御にとって重要な役割を果たしている.しかし,自己免疫疾患や虚血性疾患などの病態においては,過剰な活性酸素種は組織傷害性に作用している.それゆえ,好中球の活性酸素産生能を測定することは,種々の疾患の病態把握や各種薬剤の薬効評価に有用である.本稿では,活性酸素種の中でも最も重要であり,注目されているスーパーオキシドの測定について,化学発光法,電子スピン共鳴(ESR)法を中心に解説した.〔臨床検査38:413-418,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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