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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻4号

1994年04月発行

文献概要

今月の主題 好中球をめぐる検査 好中球機能検査

好中球の貪食殺菌能

著者: 笹田昌孝1 高野邦子2

所属機関: 1京都大学医療技術短期大学部 2京都大学医学部第一内科

ページ範囲:P.429 - P.434

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 好中球の貪食殺菌能検査は,臨床で反復性あるいは難治性の感染症を認めたときその疾患の診断や病態解析に不可欠のものである.この検査で異常が認められると,さらにその原因検索へと向かうこととなる.また,貪食能は白血球の分化の良い指標であり白血球の種類の同定にも有用であるため,本検査が利用される.貪食能や殺菌能を測定する従来法に加えて最近FACSを利用した新しい方法が検討されつつあり,ここに紹介した.今後さらに発展すると思われる.〔臨床検査38:429-434,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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