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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻4号

1994年04月発行

文献概要

コーヒーブレイク

ABC

著者: 吉野二男1

所属機関: 1藤沢市民病院

ページ範囲:P.446 - P.446

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 手術などに際して輸血を行うと,その後に黄疸を発し,肝炎を起こしてくることがしばしばあって,術後肝炎とか血清肝炎などと言われたことがありました.経過が重大で,当時の治療によっては効果が得られず,また合併症や後遺症を残してくるので,大きな問題となりました.その原因を確かめるために多くの人々の努力が重ねられ,ウイルスが特定されました.
 それ以前にも,黄疸を伴う肝炎のあることがわかっていました.こちらは経過も軽いし予後も良いので,カタル性黄疸あるいはカタル性肝炎などと言っていましたが,これも原因ウイルスが確かめられました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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