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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻4号

1994年04月発行

文献概要

今月の主題 好中球をめぐる検査 好中球免疫検査

血中G-CSFの微量測定法

著者: 秩父賢司1 桐山玲子1 大澤仲昭2

所属機関: 1中外製薬株式会社診断科学研究所 2大阪医科大学第一内科

ページ範囲:P.447 - P.451

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 G-CSFは顆粒球(granulocyte)のコロニー形成を刺激する因子で循環血液中に極微量存在し,感染症や血液疾患において異常高値を示す.本稿ではG―CSFの高感度測定法について紹介する.測定原理は酵素免疫測定法(EIA)と化学発光検出法を組み合わせたchemiluminescent enzyme immunoassay(CLEIA)で非常に感度の良い測定法である.検体量は100μlであり,1~1,000pg/mlの血中G-CSF濃度を精度よく測定することができる.〔臨床検査38:447-451,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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