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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻4号

1994年04月発行

文献概要

資料

自動免疫組織染色装置(HIS-20)による至適反応条件と希釈倍率の検討

著者: 古川文夫1 古田京子1 西川秋佳1 高橋道人1

所属機関: 1国立衛生試験所安全性生物試験研究センター病理部

ページ範囲:P.489 - P.492

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 自動免疫組織染色装置(IHS-20)でLSABキットを用いて1次抗体および2次抗体の反応条件を検討した.インスリン,ガストリン細胞増殖核抗原は37℃で5時間反応させると,4℃で5時間反応させた場合に比し,30~60倍の希釈が可能であったが,ブロモデオキシウリジンは非特異的反応が強く発現した.また,2次抗体は3倍の希釈が可能であった.反応温度を37℃にすることにより,1次抗体を従来の数十倍に希釈できることが明らかになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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