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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻6号

1994年06月発行

文献概要

今月の主題 前立腺と睾丸 前立腺の検査

睾丸腫瘍の腫瘍マーカー

著者: 亀山周二1 本間之夫1

所属機関: 1東京大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.669 - P.672

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 睾丸腫瘍の診断治療体系の中で,腫瘍マーカーの果たす役割は大きい.このうち,特異的マーカーとしてhuman chorionic gonadotropin,α-fetoproteinが特に有用である.診断面では,病期分類に腫瘍マーカーの項が組み込まれており,病理組織型の判定にも腫瘍マーカーの情報は欠かせない.また,治療面では,化学療法を主体とした集学的治療のモニタリングに有用であり,常に治癒を目的とした本腫瘍の治療において,腫瘍マーカーは重要な位置を占めている.〔臨床検査38:669-672,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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