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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻6号

1994年06月発行

文献概要

トピックス

リュウドカン

著者: 小嶋哲人1

所属機関: 1名古屋大学第一内科

ページ範囲:P.711 - P.712

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1.はじめに
 血管内皮細胞はその表面に多糖体の層を形成し,その構成成分としてヘパリン様構造を持つヘパラン硫酸プロテオグリカン(heparan sulfate proteoglycan;HSPG)を含有している.このHSPGはアンチトロンビンⅢコファクター活性を持ち,血液の流動性を保つ一役を担っていると考えられている.本稿では,最近筆者らがcDNAクローニングした抗凝固性を持つHSPG(リュウドカン;ryudocan)について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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