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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻6号

1994年06月発行

文献概要

研究

定量脳波分析による耳朶基準電極の活性度の検討

著者: 森大輔1 四宮滋子1 井上令一1 木田享2 阿佐野幸子2 大堀俊子2 星野逸子2

所属機関: 1順天堂大学医学部精神医学教室 2順天堂大学医学部附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.721 - P.725

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 脳波検査において一般に用いられている耳朶基準電極について,その活性度を定量的に検討した.後頭部優位のα波分布を示す健常者10名と,diffuseα波を示す5名の頭皮上探査電極と耳朶電極のα波帯域のパワー(μV)を,平衡型頭部外基準電極(BN)を用いて測定した.健常者群ではFp1,T3,O1に対する耳朶電極(A1)のパワーの比率は平均58.7%,61.3%,36.2%であり,diffuseα群では各々平均37.1%,50.7%,35.7%という値が得られた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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