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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻8号

1994年08月発行

文献概要

今月の主題 可溶性膜糖蛋白 解説

IL-6受容体

著者: 石橋敏幸1

所属機関: 1福島県立医科大学第一内科

ページ範囲:P.897 - P.902

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 IL-6受容体・シグナル伝達系は,IL-6の生物学的多様性と他のサイトカインとの重複性を理解するのに基本的な事項である.IL-6受容体システムはIL-6結合性受容体分子(α鎖)とシグナル伝達受容体分子(gp130,β鎖)から成り立ち,IL-11,LIF,OSM,CNTF受容体システムにおけるgp130の共有も明らかになってきた.本稿ではさらに可溶性IL-6受容体についても最近の知見を紹介したい.〔臨床検査38:897-902,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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