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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻8号

1994年08月発行

文献概要

コーヒーブレイク

6.8

著者: 𠮷野二男1

所属機関: 1藤沢市民病院

ページ範囲:P.909 - P.909

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 尿が酸性を示しているのか,アルカリ性なのか,あるいは中性なのかを知っておく必要があって,尿検査項目としては"反応"という言葉が使われてきました.この情報は,かつては沈渣の結晶類の鑑別に,そして臨床的には代謝の状況を知る手がかりとして必要でした.それもリトマス試験紙程度でよかったのでした.それで"反応"でした.
 最近では,尿の試験紙による検査が発達してきて,リトマス試験紙ではなくて,pH指示薬を用いた試験紙からpH値として容易に読み取ることができるようになりました.そして,その値を試験紙法による蛋白の判定,試験紙法による比重の測定に参考にしなければなりません.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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