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文献詳細

雑誌文献

臨床検査38巻8号

1994年08月発行

文献概要

今月の主題 可溶性膜糖蛋白 解説

ICAM-1, VCAM

著者: 本谷聡1 辻崎正幸1 今井浩三1

所属機関: 1札幌医科大学第一内科学教室

ページ範囲:P.911 - P.915

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 ICAM-1はリンパ球上のLFA-1と接着し免疫反応を引き起こす分子である.と同時に多くの悪性疾患,炎症性疾患の組織にも過剰発現が認められる.
 血清中に存在する可溶性ICAM-1の測定成績では,血管炎や肺病変を合併した膠原病や癌患者で高値を示す例が多く,特に転移や他臓器浸潤を伴う癌患者で,非常に高い値を示す.〔臨床検査38:911-915,1994〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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