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今月の主題 臨床検査の効率性をめぐって 検査項目の選定と有効利用
初期診療における検査の使い方
著者: 関口進1
所属機関: 1防衛医科大学校検査部
ページ範囲:P.1013 - P.1016
文献購入ページに移動 日本臨床病理学会では"日常初期診療における臨床検査の使い方"に関する小委員会を作った.この小委員会では初期診療(外来)で行われる検査項目で共通のものを"基本的検査"と位置づけ,問診・身体的所見の診療と併行して行うこととした."基本的検査"Iは最も簡単な定性検査を主としたもので,IIはIでは不十分または入院を目的とした場合に検査するものとした.この検査項目での陽性率は89.0%で,スクリーニングとして有効で,さらに臓器系統別の検査へと進む方向づけの検査群して十分な効果が認められた.〔臨床検査38:1013-1016,1994〕
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