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アポトーシスにおける核DNA破壊のEBおよびDAPI染色による検討
著者: 庄野正行1 倪潤洲2 冨田優美子2
所属機関: 1徳島大学医学部総合研究室形態班 2徳島大学酵素科学研究センター酵素病理部門
ページ範囲:P.1066 - P.1067
文献購入ページに移動アポトーシス(apoptosis)は,プログラムされた細胞死のことで最近非常に注目されるようになってきた.その主な理由は,個体形成に重要な役割を持っていること,生体内での内,外的要因による細胞死が多いこと,エイズやそのほかの疾病において,その病因となるリンパ系の細胞の減少に深い関係を持っていること,各種の抗癌剤がアポトーシスでの癌細胞破壊を行うこと,などが言われている.
最も一般的なアポトーシスのメカニズムとしては,核のDNAを断片化するエンドヌクレアーゼの活性化が考えられている.そこで今回,マウス肝細胞のアポトーシスを用いて,核のDNA断片状態をエチジウムブロマイド(EB)とDAPIを用いて検討した.
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