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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻1号

1995年01月発行

文献概要

今月の主題 糖鎖の異常 総説

糖鎖を認識する単クローン抗体

著者: 神奈木玲児1

所属機関: 1愛知県がんセンター病理学第二部

ページ範囲:P.18 - P.22

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 単クローン抗体は,従来から用いられていた糖鎖検出プローブに比べて,一般に特異性が高く,独特の性質を持っている.癌,免疫,発生をはじめとした研究分野に活発に応用され,数多くの新しい抗原の発見に結びついた.糖鎖に対する抗体の作製法も発達し,抗原として合成糖鎖も用いられるようになった.また,遺伝子工学的手法による抗体の作製や改変も行われるようになり,さらに応用範囲が広がっている.〔臨床検査39:18-22,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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