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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻1号

1995年01月発行

文献概要

今月の主題 糖鎖の異常 総説

レクチンの糖結合特異性

著者: 辻勉1

所属機関: 1東京大学薬学部生体異物免疫化学教室

ページ範囲:P.23 - P.28

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 糖結合タンパク質であるレクチンは植物,動物,微生物に広く存在し,これまでに多くの種類が発見され単離されている.それぞれのレクチンは特定の糖鎖構造を認識し結合する.すなわち個々のレクチンは,その"個性"ともいうべき結合特異性を持っている.構造の多様な糖鎖を認識する分子として,生体においてさまざまな糖鎖―タンパク質相互作用に関与し複雑な生命現象を制御していることが近年明らかになってきた.〔臨床検査39:23-28,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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