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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻1号

1995年01月発行

文献概要

今月の主題 糖鎖の異常 病態と糖鎖異常

血液凝固線溶異常―糖鎖の多様性を中心に

著者: 津田博子1 岩永貞昭2

所属機関: 1九州大学医学部臨床検査医学 2九州大学理学部生物学科

ページ範囲:P.52 - P.58

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 血液凝固線溶因子に含まれるさまざまな糖鎖については,最近その構造が主要な因子で明らかにされたものの,機能についてはまだほとんど明らかでない.こうした因子の遺伝子工学的生産とその臨床応用が要請されている今日,糖鎖を含めたposttranslationalな修飾基の同定や構造決定,作用機序の解明は,緊急を要する問題といえる.本稿では,これまでに明らかにされている各因子の糖鎖構造を紹介するに止めた.〔臨床検査39:52-58,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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