文献詳細
文献概要
コーヒーブレイク
l
著者: 𠮷野二男1
所属機関: 1藤沢市民病院
ページ範囲:P.100 - P.100
文献購入ページに移動 リットルの記号です.万国度量衡総会で,リットルの記号は普通の活字体の小文字の"l"を使うと定められています.SI単位においても当然同じで,わが国でもJISで同様に定められています.筆記するときにはこれに準ずるとされています.わが国の医学・医療関係ではlやℓが使用されていますが,これは国際的に認められているものではありません.
小文字のエル(l)が数字のイチ(1)と紛らわしいからとの説もありますが,タイプライターでは小文字のエル(l)を数字のイチ(1)として使用してきたこともありますし,筆記体ℓを用いればその混乱はないかもしれません.JISでは"どうしても紛らわしいときにはlitreと書く"と追加されているのですが,その必要のあるときはほとんどありません.
小文字のエル(l)が数字のイチ(1)と紛らわしいからとの説もありますが,タイプライターでは小文字のエル(l)を数字のイチ(1)として使用してきたこともありますし,筆記体ℓを用いればその混乱はないかもしれません.JISでは"どうしても紛らわしいときにはlitreと書く"と追加されているのですが,その必要のあるときはほとんどありません.
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