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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻1号

1995年01月発行

コーヒーブレイク

l

著者: 𠮷野二男1

所属機関: 1藤沢市民病院

ページ範囲:P.100 - P.100

文献概要

 リットルの記号です.万国度量衡総会で,リットルの記号は普通の活字体の小文字の"l"を使うと定められています.SI単位においても当然同じで,わが国でもJISで同様に定められています.筆記するときにはこれに準ずるとされています.わが国の医学・医療関係ではlやℓが使用されていますが,これは国際的に認められているものではありません.
 小文字のエル(l)が数字のイチ(1)と紛らわしいからとの説もありますが,タイプライターでは小文字のエル(l)を数字のイチ(1)として使用してきたこともありますし,筆記体ℓを用いればその混乱はないかもしれません.JISでは"どうしても紛らわしいときにはlitreと書く"と追加されているのですが,その必要のあるときはほとんどありません.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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