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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻12号

1995年11月発行

文献概要

今月の主題 腫瘍マーカー―最近の進歩 体液・分泌液の腫瘍マーカー

婦人科の腫瘍マーカー

著者: 高松潔1 久布白兼行1 青木大輔1 塚崎克己1 宇田川康博1 野澤志朗1

所属機関: 1慶鷹義塾大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.1273 - P.1280

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 婦人科領域は他科領域と比しても腫瘍マーカーが有用であり,頻用されているが,近年の科学技術の進歩により,当領域にも新たなマーカーが登場してきている.特に血清以外の尿や細胞自体を検体としたマーカーや酵素,遺伝子産物や遺伝子そのものを利用したマーカーなど従来みられなかった新しいタイプのマーカーが開発されている.
 また,既存のマーカーについても,カットオフ値や測定キットを再検討したり,生体内での生理活性や役割といった細胞生物学的側面から腫瘍マーカーを理解することにより,より有効にマーカーを利用しようという研究が進んでいる.〔臨床検査 39:1273-1280,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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