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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻12号

1995年11月発行

文献概要

今月の主題 腫瘍マーカー―最近の進歩 体液・分泌液の腫瘍マーカー

十二指腸液中Ki-ras点変異

著者: 井口東郎1 菅野康吉2 大倉久直3 若杉英之4

所属機関: 1国立病院九州がんセンター臨床研究部 2国立がんセンター中央病院臨床検査部 3国立がんセンター中央病院病院薬物療法部 4国立病院九州がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.1287 - P.1292

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 分子生物学的手法の発達に伴い体腔液中に含まれるわずかな癌細胞における遺伝子異常の検出が可能となった.膵癌では90%以上にKi-ras癌遺伝子コドン12の点突然変異がみられ,これを標的とした膵癌診断の試みがなされているが,本稿では十二指腸液中Ki-ras変異の解析結果を紹介し,新しい膵癌診断法としての臨床応用の可能性について概説する.〔臨床検査 39:1287-1292,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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