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LAPS法
著者: 民谷栄一1
所属機関: 1北陸先端科学技術大学院大学
ページ範囲:P.1338 - P.1340
文献購入ページに移動1つのマイクロウェルの大きさは,一例として50μm×25μmである.このLAPSデバイスを用いると,溶液との界面電位が光照射下で光電流として検知できる.特に溶液のpH変化を正確に測定できるという.またわずか100nlの培養液中に1,000個の細胞さえあれば測定できるという(図1).細胞から生成される乳酸やCO2によって培養液のpHが変化するのをリアルタイムに測定できれば間接的に細胞の代謝活性を評価できる(図2)3).培養液の細胞への移送のオン・オフを繰り返して行い,オフ時のpH変化速度をLAPSデバイスにより測定しこれを細胞活性の指標にしている.このシステムにより栄養基質のみならず代謝阻害を与える各種細胞灘物質の測定に適用できる.
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