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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻13号

1995年12月発行

文献概要

今月の主題 臨床検査とQOL 総論

QOLと血液化学検査データ

著者: 岡部紘明1

所属機関: 1熊本大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.1361 - P.1365

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 臨床検査の立場から検査値とQOLの関係について考察した.QOLは検査値と異なり数値化することは困難なため,QOLをADLに置き換えて,ADLの低値群と高値群に分けた.QOLの良い群をADLの高値群,悪い群をADLの低値群として,検査値の変動をみた.QOLの悪いADLの低値群ではBUNは基準値より高値を示し,ALBやTCが基準値以下に低下すると死亡危険率が高まり,QOLの良い,ADLの高値群では血中Hb, ALB, GLU,,TC, HDL-Cなどは基準値内で高値を維持していた.〔臨床検査39:1361-1365〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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