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文献詳細

雑誌文献

臨床検査39巻2号

1995年02月発行

文献概要

今月の主題 平衛機能検査 技術解説

頭振り刺激検査

著者: 亀井民雄1

所属機関: 1群馬大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.177 - P.180

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 頭振り眼振は潜在性前庭性不均衡を反映して頭振りによって誘発される眼振であり,暗所Frenzel眼鏡下に認められる限りすべて病的とみてよい.主として水平方向に誘発され単相性と2相性があり,障害の患側や病期の診断に役だつ.水平方向の頭振りで垂直向に誘発される場合は中枢障害が疑われる.発現機序に関し,近年,眼速度蓄積仮説によって説明されることが多い.〔臨床検査39:177-180,1995〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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